東京都八王子市にある工房で一枚板の木製看板を製作している
BLUE & GREEN WOODです。
当工房では看板製作に使用する木材、インク、オイルなど全て
人や自然にとって無害なものを使用しております。
化学製品を一切使用しないのでアレルギーやシックハウス症候群が気になる方、
小さいお子様がいるご家庭やペットを飼っている方も安心していただけます。
◆◆◆ 材料の木材 ◆◆◆
使用する木材は国内で伐採され自然に乾燥された無垢材を信頼のおける銘木店から仕入れています。
木材の乾燥は自然のままに乾燥させた天然乾燥と機械で強制的に乾燥させた人工乾燥とがあります。
当方では自然に乾燥させた材の方が香りも膨よかで木材の寿命も長いと判断しているため、主に天然乾燥材を使用しています。
◆◆◆ 印字インク ◆◆◆
当工房で使用するインクは備長炭の粉末を桐油と捏ねて作っております。
乾くのに日数を要しますが、一度定着すると剥がれてこないので上塗りのコーティング剤が不要となり、本来の木の風合いのまま印字することが可能です。
ウレタンやニス等のテカテカが苦手な方には最適。
当工房オリジナルのインクです。
桐油・・・桐の種子から抽出した天然の油。
◆◆◆ オイル ◆◆◆
仕上げに塗布するオイルは混じり気のない純度100%の荏油、亜麻仁油、椿油を使用しています。
◆◆◆一枚板看板の表面の仕上げ方◆◆◆
一枚板の表裏面を手鉋(かんな)で削り厚みを揃えて仕上げます。
使用する木材によっては経年の反りを踏まえて表面を若干膨らませて削ります。
非常に硬い木材や節が多い部分など、どうしても鉋で仕上げられない一枚板については手鉋で削った後にサンダーがけをして仕上げております。
印字を施した一枚板に数回に分けてしっかりオイルを染み込ませて完成となります。
◆◆◆◆◆◆
高尾山麓の商店街を歩いていると老舗のお店の中に
年期の入った古い一枚板の看板が掛けられていました。
おそらく新しい看板を新調し役目を終えた看板を店の中に掛けていたのだと思います。
黒ずんで文字も見ずらくなっておりましたが大変威厳のある佇まいを感じつつ、
確かな安心感もそこには混在しておりました。
その看板を見ただけで何十年のお店の歩みを見たかのようでした。
そういえば社寺風の駅舎が残る高尾駅横の喫茶店の古い看板を見たときもこの安心感を覚え、
なんだかホッとした気持ちになったことを思い出しました。
やっぱり木でないとこの味わいは出てこないだろうなと木製看板の素晴らしさを再確認し、
時を経た時にそんな風に思える看板を作りたいと改めて思いました。